第2次高市早苗改造内閣が9月17日に発足した。テレビも新聞も大騒ぎをしていた。この大げさな政治ショーが、国民の暮らしにとってどんな意味があるのだろうか。考えるべき基本は、公共の利益。それが見当たらなければ壮大な無駄だろう。
高市政権の特徴のひとつは、難しい言葉を使えば加速主義だ。つまり、ブレーキなんかいらんわ。アクセル踏みまくったれ(なぜか関西弁)。首相の意に沿わぬ者を排除する。長期政権化をめざして、高市色に染めあげたれ(またもや関西弁)。来年の総裁選でのライバルと目される林芳正氏を閣外に放逐した。政治とカネ問題の幕引きを図るように裏金議員2人を入閣させた。うち1人は何と子どもたちへの教育を所掌する文科大臣。首相以外の女性閣僚が留任の2人以外にいないという男性優位型。維新議員を閣内に1人取り込み、アクセル役をやらせる。旧民主党の細野豪志議員を一本釣りして閣内の重要ポスト(復興相および防災相)に据えた。これらすべてが長期政権化への加速主義の現れだ。
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