25日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。110分
自然豊かな町「ナギ」で、ひとり創作を続ける彫刻家・寄子(松たか子)。そこへ、弟の元妻で建築家の友梨(石橋静河)が東京から訪れ、寄子は友梨をモデルに彫刻を制作することになります。若くして妻を亡くした好浩(松山ケンイチ)や、町に暮らす少年たちとの交流を通して、穏やかな日常に小さな変化が生まれてゆきます。
静かな世界にひとつの小さな波紋が生まれ、それがまた別の波紋を呼ぶ。しかし、その揺れは単なる不穏さとは少し異なります。誰かと出会い、言葉を交わし、時にはすれ違う。他者と他者のあいだに生じるその微細な揺れは、人がここで生きていることの証しのようにも見えます。
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