撮影・白石光記者
華やかでにぎやかな踊りに心が弾む作品です。前進座創立95周年記念公演「出雲の阿国」で阿国を演じる浜名実貴さんに魅力を聞きました。
大塚武治記者
安土桃山時代の京都。出雲出身の阿国(浜名)一座の踊りは四条河原で評判になり、淀君に招かれるまでになります。道化方の伝介(松井誠)も加わり、芝居仕立ての「阿国歌舞伎」は大人気です。好きな踊りで庶民を喜ばせたい阿国。でも夫・三九郎(嵐芳三郎)は「芸は貴人に認められてこそ」と考え、すれ違っていきます。阿国を慕うお菊(有田佳代)も野心を抱き―。
裏切りや都からの追放…。困難の中、炎のように踊る阿国。原作は有吉佐和子の長編小説。1972年の初演以来、上演は約600回を数えます。3代目・阿国役の浜名さんは今年1月、初めて演じました。
「1月の公演は少し気負いがありました。もっと泥臭く人間くさく、情熱を感じてもらえるよう演じたい」と浜名さん。
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