「このブロック重いから気をつけて」と声をかけ合って解体したブロック塀を運ぶ学生=9月20日、熊本県八代市
最大震度7を観測し、死者や家屋の全半壊などの甚大な被害をもたらした熊本地震(7月28日)から2カ月。シルバーウイークには一日でも早い被災地の復興・復旧に向けて、全国から多くのボランティア団体や個人が駆け付けました。その一つである「国際ボランティア学生協会」は避難所での炊き出しや、被災家屋の片付けなどを行いました。
目黒健太記者
NPO法人「国際ボランティア学生協会」には全国80大学・約3000人の学生が所属しています。8月5日から熊本地震ボランティアを継続し、シルバーウイークには京都、大阪、長崎などから約40人が参加しました。
避難所で炊き出し
ボランティアメンバーは9月20日、八代(やつしろ)地域を中心に活動しました。鏡中学校の避難所で朝と昼に炊き出しを行い、夜明け前の朝5時から準備を開始。6人で分担し、手際よくコメをといだり、野菜を切ったりしていきます。2時間で60人分の温かい食事が完成しました。
湯気が立ちのぼる鍋を冷めないうちに避難所へ運びます。避難者と一緒に盛り付け、食事では「温かくておいしい」と会話が弾みます。
避難所の入り口には、学生が手書きしたスタンドボードが置かれ、日々の献立をイラスト付きで紹介しています。匂いにつられて「今日のメニューは?」と声をかけてくる人の姿も。この日の朝食は五目ご飯やピーマンの煮浸し、昼食は豚のしょうが焼き、カボチャの煮物でした。できたての食事が被災した人のおなかも心も温めます。
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