党本部で開かれた第10回中央委員会総会=12日
日本共産党は、第10回中央委員会総会(12~14日)で来年1月の第30回党大会に提案する「綱領一部改定案」を示しました。大きく変えたのは「社会主義・共産主義の社会について」です。志位和夫議長は、カール・マルクスの理論をしっかりとふまえ「社会主義・共産主義の社会の最大の特徴・目的は、人間の自由をあらゆる意味で豊かに保障し開花させることにある」ことを大きく打ち出したとのべました。
「社会主義には自由がない」というのは大きな間違いです。「マルクスは未来社会(社会主義・共産主義)を語るときには、必ず『自由』という言葉を強調しています」(志位氏)。『資本論』では未来社会を「各個人の完全で自由な発展を基本原理とするより高度な社会形態」と特徴づけました。
「各個人の完全で自由な発展」の保障となるのが、労働時間が抜本的に短縮され、すべての人が十分な「自由な時間」をもつことです。
マルクスの未来社会論を旧ソ連流のゆがんだ解釈から全面的に解放した歴史的な改定です。
改定案には、日本経済のどこが問題で暮らしをよくする道はどこにあるのか、気候危機やAI(人工知能)をどうとらえ、対応するかなど、新しい課題への日本共産党の回答も書き込みました。
志位氏はよびかけました。「改定綱領を力に、日本を変え、世界に働きかけ、強く大きな党をつくろう」
関連5、6、7面
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