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無名塾 区切りの公演「わが町」
能登に感謝込めて
仲島田仁さん 松浦唯さん

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      仲島田仁さん     松浦唯さん
撮影・石塚康之

無名塾が「わが町」を能登と東京で上演します。出演する松浦唯さん、仲島田(なかじまだ)仁さんは能登半島地震からの復興の願いと感謝の思いで臨みます。
 大塚武治記者

 舞台は1901年、米国の田舎町。幼なじみのエミリー(松浦)とジョージ(仲島田)の恋、結婚、出産、別れ…。進行役(中山研)の語りで、ささやかな人生を慈しむように物語が進みます。
 松浦さんは「過ぎた時のむなしさや平凡な日々にもある輝き…。今を生きる幸せを感じさせてくれる作品です。作者のワイルダーが戯曲を発表したのは第2次大戦の直前。日常の尊さを描いたところに反戦の思いを感じます」。
 仲島田さんは「故郷の原風景が重なります。能登の人に、僕たち、こんな芝居をつくりました!と持って行きたい」。
 能登と縁が深い無名塾。主宰の仲代達矢さんと宮崎恭子(やすこ)さん夫妻が85年、今の七尾市で合宿を開始。仲代さんは同市の能登演劇堂で名誉館長を務めました。無名塾の全国巡演も例年、能登から始まりました。

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