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日曜版  |  記事

志位和夫著『新しいアメリカとの出会い』を読む
帝国の心臓部で力のばす左翼勢力との胸躍る連帯
横浜国立大学名誉教授(現代アメリカ経済論) 萩原伸次郎

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新日本出版社・1430円

本書は、志位和夫氏を団長とする日本共産党代表団のアメリカ、カナダ訪問の記録をまとめた大変興味深い旅行記と言っていいでしょう。
 志位氏による「大学人と日本共産党のつどい」での講演を基本とする「第Ⅰ部北米を訪問して」と、アンドリュー・ハートマン米イリノイ州立大学教授との対談、ならびにマルチェロ・ムスト、カナダ・ヨーク大学教授が主催して行われた討論企画での講演と質疑を納めた「第Ⅱ部理論交流の記録」から成り立ちます。
 タイトルに示されているように、この北米訪問は、著者にとって新しいアメリカとの出会いだったのです。「アメリカといえば、『トランプ大統領による無法な戦争』を連想する方が多いと思いますが、その帝国の心臓部で、アメリカ帝国の無法に反対し、対等・平等の日米関係を求める友人たちが力をのばし、私たちとの連帯の絆がつくられた。このことの持つ意義は本当に大きいと感じます」(本書13~14ページ)と著者は述べています。

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