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日曜版  |  記事

健康らいふ がん患者の栄養治療(上) 岡山済生会総合病院 犬飼道雄さん
「食べられない」を放置しない

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2人に1人がかかるといわれる「がん」。がん治療の中で栄養は、治療効果を高める重要な要素になります。今年2月、初めて患者・家族向けの手引『がん患者さんのための栄養治療ガイドライン』が出版されました。同ガイドラインの作成に携わった、医師の犬飼道雄さんに聞きました。
 柿崎美絵記者

 ―なぜ患者のための栄養治療ガイドラインが作られたのですか
 これまでは私たち医療の側が、病気の治療法や情報を患者に伝える役割が中心でした。現在では、患者の声を医療に反映して、一緒に安心して治療を受けられるようにする支援のあり方が重要になっています。
 ガイドライン作成にあたって、NPO法人キャンサーネットジャパンの協力で患者の声を集めました。声をもとに患者の困りごとにQ&A方式で解説しています。
 がん患者の中には「○○を食べるとがんにいい」「○○をとると、がんによくない」など栄養に関わる誤解があります。インターネット上でいろいろな情報が広がっており、正しい情報に基づき食生活を支援していく必要を感じてきました。

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