避難所が設置された公民館で話を聞く高橋氏(右手前)ら=9日、青森県八戸市
12月8日深夜に発生した、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7・5の地震。広い範囲で揺れ、青森県八戸市では震度6強を観測しました。国は初めて「後発地震注意情報」を発表。現地に影響と不安が広がるなか、日本共産党関係者らが青森県の被災地を歩き、住民の声を聞きました。
青森県・赤平加奈恵記者、東日本総局・高橋拓丸記者
太平洋沿岸には津波警報・注意報が発表され、八戸市が設置した避難所は最大時で23カ所に。避難者は自主避難を含めて約3100人にのぼりました。(15日現在)
共産党が現地調査
発災翌日の9日、日本共産党の高橋千鶴子前衆院議員は、田端深雪、吉俣洋両県議、苫米地あつ子八戸市議らとともに、八戸市で被災状況を現地調査。避難所となった施設などを訪れ、状況を聞き取りました。
小中野公民館ではエレベーターが停止し、避難所が設けられた3階へは階段を使うしかなかったといいます。職員は「階段を上がれない人は背負って避難させた」と当時を振り返りました。暖房を最大にしても床からの冷え込みが強く、「毛布などが足りない状況だった」と語りました。
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