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日曜版  |  記事

竹馬先生の一歩一歩(22)
「また明日ね」の積み重ね

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イラスト・鴨下潤

「先生、最近、様子が変やで」。「ユウ、そんなことないで。先生はいつも通りや」「じゃあ、先生、笑ってよ」。ユウは私の目をまっすぐ見て言いました。10年近く前、次の新年度から教職員組合の専従になることが決まった時のことです。しばらく学校現場を離れるため、私はやりたいことが山積していました。ユウはいつものように話している中で、私の焦りを感じたのかもしれません。
 いつも、子どもたちの言葉にはハッとさせられます。1年生で担任したソラは6年後、私の結婚式に突然、数人でやって来て「先生に一番怒られたのは俺やと思う。でも、先生に怒られるの好きやったで」と。算数教室で「長阪、あいつほんまにきもいねん」と言っていたミブキは「ほんまは、きもいって思ってないで。いつもありがとう」と手紙をくれました。6年生で将来について考えた時、ルカは「先生って大変やな。こんなめんどくさい私たちと毎日一緒におらなあかんねんで。うちなら無理やわ」と言いながら、文集には「迷惑ばかりかけたけどありがとう」と書きました。

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