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日曜版  |  記事

自分のことを書いてみよう
思い出の「宝箱」誰にでも 親しい人に話す感じで
エッセイスト 岸本葉子さん

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本人提供

くらし彩々
 「自分のことを書いてみたい。でも、特に書くことなんてないし」と思ったことはありませんか。『「人生で大切なことに気づく」ための文章術 自分のことを書いてみる』の著者でエッセイストの岸本葉子さんに、自分のことを書く“お勧めの理由”を聞きました。
 菅原久仁栄記者

 ―この本を書こうと思ったきっかけは何ですか。
 最近、「こんな本を作ったよ」と、自分のことを書いた“本”(自費出版や手製のもの)をもらうことが増えました。本を渡す時の、誇らしげな表情が印象的です。
 ある人は、障害のある妹さんとの人生を、文章と写真でまとめていました。一緒に五木ひろしのコンサートに行ったこと、大好きなお菓子をあげたら、すぐに開けようとして袋が破れ、散らばってしまったことなどが書かれていました。ゲラゲラと笑い合う、2人の姿が目に浮かぶようでした。ご苦労もあったと思いますが、書くことでキラキラした瞬間がいっぱいあったことを実感できたと思います。エピソードが具体的で、読みながら“ある、ある”と笑ってしまいました。
 年を重ねるにつけ「失っていくもの」にばかり意識が向いてしまいがちですが、人は誰もが思い出が詰まった「宝箱」を持っています。その宝箱から宝物を取り出すことで自分の人生を肯定し、これからの人生を生きる力になる。そこに、自分のことを書く大きな意味があると思いました。

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