引退会見を終え、撮影に応じるスピードスケートの高木美帆選手=6日、東京都中央区(時事)
男子1000メートル 元世界記録保持者 宮部保範さん
オリンピックで日本女子最多となる10個のメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆選手(31)が、競技生活の幕を閉じました。その功績について、男子1000メートル元世界記録保持者で2度の五輪に出場した宮部保範(やすのり)さんが語ります。
勝又秀人記者
高木選手が2010年のバンクーバー五輪以来、長きにわたって日本のスピードスケートをけん引してきたことに感謝の気持ちでいっぱいです。五輪の金メダルは22年北京五輪1000メートルと18年平昌五(ピョンチャン)輪団体追い抜きの2種目で獲得。メダル獲得数は、歴代の日本のスケーターと比べても突出しています。
“万能型”として
この成績以上に価値があるのは、オールラウンダー(万能型選手)として短距離から中長距離まで幅広い種目で挑戦し続けてきたことでした。
高木選手は短距離2種目(500メートルと1000メートル)で競う世界スプリント選手権と、500メートルから5000メートルまでの短中長距離4種目で競う世界オールラウンド選手権で、それぞれ総合優勝しています。彼女の出場種目は、陸上競技の出場種目でいえば200メートルから3000メートルに相当するほどです。
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