NHK杯男子最終日で鉄棒の演技をする岡慎之助選手=17日、東京体育館(時事)
フリージャーナリスト 辛仁夏(しん・いな)
東京体育館は17日、若き五輪金メダリスト同士が繰り広げた激戦に沸きました。体操NHK杯の男子個人総合2日目が行われ、初日首位で東京五輪覇者の橋本大輝(だいき)選手(24)に対し、1・181点差の2位だったパリ五輪覇者の岡慎之助選手(22)が見事な逆転劇を引き寄せて大会3連覇を飾りました。
岡選手は2日目、序盤から勢いに乗りました。1種目目のゆかでこの日全体1位の14・466点をマークすると、あん馬でも13・666点、つり輪でも全日本選手権6連覇中の橋本選手に0・5点差をつけて全体1位の14・000点をたたき出します。
後半戦の残り3種目。演技の完成度を高めてきた岡選手が、跳馬と平行棒(全体1位の14・900点)でともに9・2点のEスコア(演技の出来栄えを評価)を出します。
世界トップの座を見据えてDスコア(演技の難しさを評価)を上げてきた橋本選手は、4種目目の跳馬で5年ぶりの挑戦となる大技「ヨネクラ」(伸身カサマツ2回半ひねり)を成功させて高得点をマーク。お互いに一歩も譲らない攻防を繰り広げます。
トップの橋本選手に岡選手が0・147点差まで追いつめてプレッシャーをかけた最終6種目目の鉄棒で、ドラマが起こります。
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