京都民医連中央病院大腸肛門病センター 岡本亮さん
便失禁の治療で、医療機関での治療と同じく重要なのが、患者さん自身で行う「セルフケア」です。自分の体のリズムを知り、コントロールする術(すべ)を身につけることで、外出時の不安を大幅に軽減できます。
「排便日誌」
まず取り組んでいただきたいのが「排便日誌」をつけることです。
いつ、何を食べて、どのような状態の便がどの程度漏れたかを記録することで、自分に合わない食べ物や、漏れやすい時間帯のパターンが客観的に見えてきます。これにより、外出前に食事を控えたり、早めにトイレに行ったりといった予防的な対策が可能になります。
また、第2回でもお伝えしたように管理栄養士による食事指導を受けることは、下痢を防ぎ、肛門に負担をかけない食生活を具体的に学ぶことができ非常に効果的です。
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