下部温泉の温泉街。時が止まったような静かな時間が流れる
暑さがこたえる季節になると、温泉から足が遠のく人が多いかもしれません。そんな人におすすめしたいのが、泉温が38度以下の「ぬる湯」です。体温よりも低い温泉につかると、体が清涼感に包まれ、初夏の暑さでくたびれがちな心身がリフレッシュされます。
レトロな街並み
山梨県南部の山あい、身延(みのぶ)町に湧く下部(しもべ)温泉も、ぬる湯で知られる名湯です。平安時代の開湯とされる古湯で、戦国時代には武田信玄の隠し湯だったと伝わります。戦で傷を負った兵たちが湯治をしていたのでしょう。
十数軒の宿が並ぶ現在の温泉街は、まるで昭和で時が止まったかのよう。静かで、どこか懐かしい雰囲気に心がほっとします。
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