「展示館を世界の核被害を学び、平和について考えるハブ(拠点)にしたい」と話す蓮沼さん
1954年3月1日、米国の水爆実験により太平洋で被災した遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」。その船体を保存する東京都立第五福竜丸展示館(東京・江東区)が6月で開館50年を迎えました。同館学芸員の蓮沼佑助さん(36)を訪ねました。
目黒健太記者
これまで展示館には俳優の吉永小百合さんや作家の大江健三郎さんら著名人、世界の被爆者などが訪れています。今年3月末で来館者は614万人を超えました。
来館者ノートには「核兵器のなくなる日が来るまで展示、語り継いでほしい」(三重・中学3年)、「ハワイ出身の歴史の教師です。太平洋に影響を与えた核実験について教えています。歴史を保存してくれてありがとう」(米・ハワイ)などの感想がつづられています。
蓮沼さんは「米空軍元兵士の祖父に『見た方がいい』と勧められて訪れた孫、核実験に関わった人、家族連れなど世界中から訪れます」と語ります。
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