「赤旗」日曜版7月12日号
自民党新人議員が同党本部の会議室で政治資金パーティーを開催していたという日曜版スクープ(7月12日号)を受け、同党が新人議員に対し、党本部でのパーティー開催を当面認めない方針を示していたことが編集部の取材で判明しました。「政治とカネ」の問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は「その場しのぎの対応と言わざるを得ない。やはり自民党には裏金事件に対する根本的な反省が感じられない」と厳しく批判します。
日曜版が報じたのは、2月の衆院選で初当選した伊藤聡議員(比例南関東)側が、自民党本部901号室で会費1万円の政治資金パーティーを開催した問題です。伊藤氏のSNSによれば、参加者は60人以上。裏金問題で1年間の党員資格停止処分を受けた西村康稔・同党選挙対策委員長や、城内実・経済財政担当相があいさつしました。関係者は「パーティーで出たのは弁当と水のペットボトル1本だけだと聞いている」と証言しています。
7月14日に自民党本部で開かれた同党中央政治大学院主催の新人議員研修会。出席した関係者によると、麻生太郎副総裁の講演のあと、中央政治大学院の学院長を務める山田宏参院議員から新人議員への注意があった、といいます。
「山田議員は『赤旗』の報道に言及し“役員会で決まったこと”として“当面、新人議員による党本部の会議室を利用した政治資金パーティーの開催は認めない”と発言したそうです。パーティーを開催すること自体は問題視しないが、新人議員が国会会期末に党本部で開催すれば国民に違和感を持たれてしまう、と語ったと聞いています」
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