「県民の会」の収支報告書には自民党沖縄県連と同じ住所に所在していると記載されています=沖縄県那覇市
2022年の沖縄県知事選で、自民党と公明党が推薦した佐喜真淳氏(現・宜野湾市長)の選挙母体の政治団体が、政治団体として届け出る前に、自民党沖縄県連から50万円の寄付を受け、佐喜真氏に1200万円の寄付をしたと政治資金収支報告書に記載していたことが、日曜版編集部の調べでわかりました。
政治資金規正法は、政治団体が設立を届け出る前に政治活動のために寄付を受けたり支出することを禁じており、規正法違反の疑いが浮上。佐喜真氏に1200万円を支出した際には、その原資となる収入が政治団体になかったため「裏金」から支出した疑いが濃厚です。
18年の県知事選でも、佐喜真氏の当時の選挙母体の政治団体は、22年と同様、政治団体として届け出をする前に、佐喜真氏を推薦した自民党沖縄県連から4千万円の寄付を受けていた、と収支報告書に記載。規正法違反の疑いがあります。
佐喜真氏は8月27日告示の県知事選で、自民党や日本維新の会などが推薦する古謝玄太氏を応援。同知事選では「政治とカネ」の問題も問われることになります。
一覧へ戻る