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日曜版  |  記事

九十九里の海 私たちが守る
温暖化の元凶 化石燃料延命計画
CO2海底埋め込み=CCS事業に住民怒り

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千葉・九十九里町の不動堂海水浴場から見える試掘リグ=7月19日

高市政権 巨額の税金投入 全国9事業推進
 世界が地球温暖化対策として脱化石燃料を急ぐ中、高市早苗政権が「脱炭素の切り札」と巨額の税金を投じているのがCCS事業です。CCSは火力発電所、製鉄所などが出す温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を回収し、地下深くに埋める技術。「大規模なCO2排出を前提にしたCCSは時代に逆行する。CO2排出を大幅に削減するのが筋だ」と国内外から厳しく批判されています。
 大塚武治記者、浜島のぞみ記者

 9月3日、千葉県山武(さんむ)市の浜辺。オーストラリア北部のティウィ島で環境保護活動をする先住民族が来日し、「この海を守ってください」と伝統儀式で祈りをささげました。
 メンバーのアントニアさんの地元では日本企業INPEXのCCS事業により、海底にCO2が貯留されようとしています。「中止させたい。私たちは勝利する」とアントニアさん。首都圏CCS事業の中止を求める「九十九里の海をまもる会」の品田知美代表と熱い抱擁を交わしました。
 沖には高さ120メートルのリグ(やぐら)が見えます。全国9件の「先進的CCS事業」の一つ、「首都圏CCS事業」の試掘です。

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