伊藤海波さん
外食は10% すごく不公平だ
中華料理店 伊藤海波(みなみ)さん
東京・新宿区で中華料理店を始めて26年。お客さんの大半がこのかいわいで働く労働者です。
新型コロナウイルス禍で在宅勤務が増えて客足が減った時、人件費を削減するため4人の従業員を2人に減らしました。私と調理を担当する兄だけです。
うちの店では、おコメはコシヒカリを使っています。2回まで「おかわり無料」でしたが、おコメの値段が高騰してやめました。その後、おコメの値段は少し下がり、「大盛り無料」で対応しています。
肉、食用油、ラードなど食材の値段がすごく上がっています。業務用油も4割増しぐらいになっています。中華料理は油を多く使うので、油を減らすわけにはいきません。電気・ガス料金の上昇も追い打ちをかけています。
でも、定食の値段を今の800円から1000円に上げてしまったら、お客さんは来なくなってしまいます。お客さんの生活も厳しくなっていますからね。スーパーで安いお弁当を買う人も増えると思います。だから、ずっとうちでは定食は800円のまんまなんです。人件費を入れると赤字ですよ。
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