「米兵による女性への暴力許さない」「政府は沖縄に犠牲を強いるな」と緊急行動に集まった人たち=5日、首相官邸前
沖縄で米兵による凶悪事件が発生し、女性の命が奪われました。事件のたびに日本政府や米軍が繰り返す「再発防止」「綱紀粛正」がまったく実効性を持たないことは明らかです。米軍基地あるが故の事件に県民からは怒りの声が上がっています。
事件を受け沖縄県内では那覇市、沖縄市、うるま市で抗議集会などが行われました。那覇市の県庁前では、約160人が集まり、女性の死を悼んで黙とう。「米兵による強盗殺人事件に強く抗議する」「♯With You」と書かれたプラカードを掲げました。
「県民は何回こんな悔しい、悲しい思いをしなければいけないのか。基地問題は、人権、命の問題だ」。参院会派「沖縄の風」の高良沙哉(さちか)議員は涙をこらえながら訴えました。
沖縄県警は4日、米軍普天間基地(宜野湾市)所属の海兵隊上等兵デビン・ジェイコブ・バラード容疑者(20)を強盗殺人容疑で逮捕しました。3日未明に那覇市内のホテルで30代の女性を殺害し、財布やリュックサックを奪った疑い。司法解剖の結果、死因は窒息と判明しました。
県警は、3日深夜に沖縄市の繁華街でバラード容疑者を発見。任意同行を求め、その後、緊急逮捕しました。容疑者は「私は知りません」と否認しているといいます。
米軍関係者による事件・事故は後を絶ちません。2025年の刑法犯検挙件数は101件に上っています。20年以降増加を続けており、過去20年で最多です。(グラフ)
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