「高市暴走政治を止めよう」「議員定数削減反対」とアピールする人たち=10月5日、衆院第2議員会館前
自民党は衆院比例定数を31削減する案を11月上旬にも国会に提出し、強行しようとしています。比例代表の議席を現行の176から145へと2割近く削減するもの。日本共産党の田村智子委員長は「中身もやり方も民主主義を破壊するもの」「断固反対だ」と表明しました。(10月22日)
31削減案は、自民党と維新の会が国会に提出している比例45削減法案に全野党が反対するなか、衆院選挙制度に関する政党間協議(22日)で、自民がにわかに「折衷案」だと各党に提示したものです。25日のNHK番組で野党各党が批判するなかで国民民主は「一つの考えだ」とのべ、26日に比例19削減案を発表しました。
現行定数になった2016年の衆院議長の下の有識者調査会の答申は「現行の衆議院議員の定数は国際比較や過去の経緯などからすると多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠は見出(みいだ)し難い」と明記しています。「これが国会の議論の到達点」(田村氏)です。
比例定数削減は、国民の声を政治から遠ざけ、反対意見や少数意見を排除し、悪政を押しつけていくのが狙いです。
維新の吉村洋文代表は、「政治改革のセンターピンは議員定数の削減」「突破しない限り、後ろにある社会保障改革など日本を前に進めていくことの改革なんてできない」と繰り返しています。社会保障「改悪」はじめ、大軍拡、改憲に突き進む突破口-センターピンが定数削減だということです。
政権与党が数の力で、しかも悪政推進の突破口として定数削減を強行するなど、断じて許されません。
田村委員長は、民意切り捨ての定数削減阻止へ、野党で結束し、国民と力を合わせ大きな反対運動を起こしていくと強調しました。
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