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日曜版  |  記事

医療記者 岩永直子の病と向き合う
ネット・スマホ依存(2)
できていること小さくても褒める

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さいがた医療センターの治療プログラム「おふらいんカフェ」

学習障害を抱えて不登校になり、ゲームやネットに没頭する間は不安から逃れられる新潟県のセイさん(仮称、13歳)。毎月、親子で国立病院機構「さいがた医療センター」(新潟県上越市)のゲーム・インターネット依存外来に通っています。

雑談を大事に
 10月の再受診で親子を出迎えたのは院長の精神科医、佐久間寛之さんです。白衣は着ません。最初にセイさんにかけた言葉は「今日のTシャツかっこいいね。好きなバンドかなんかの?」でした。
 そこからのやり取りは、まるで雑談です。「この前テレビを見たら、若い人のなりたい職業ランキングの上位ってホストとかYouTuberなんだって」と佐久間さんが話すと、セイさんも「YouTuberならちょっとなりたいかな」とはにかみながら答えます。
 最近、卵焼きを自分で作るようになった、筋トレを始めた、昼過ぎに起きていたのが朝10時に起きるようになった--。 佐久間さんはセイさんが語る変化一つひとつを「すごいね!」と褒めては、話題を広げます。母親が趣味の楽器演奏を楽しんでいることも一緒に喜び、「お母さんのことも応援してますよ」と伝えると、母親も笑顔になりました。

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