『資本論』のおもしろさをテーマに学生と対話する田村智子委員長(右から2人目)=2025年10月7日、東京都新宿区
改定綱領案と私たち
日本共産党の綱領一部改定案で、いちばん大きく改定したのは、第5章「社会主義・共産主義の社会をめざして」です。そのポイントを紹介します。
「自由」をキーワードに
日本共産党がめざす未来社会はどんな特徴をもっているのか―。「自由」をキーワードに未来社会の魅力と輝きを明らかにしています。
「社会主義・共産主義の社会の最大の特徴・目的は、人間の自由をあらゆる意味で豊かに保障し開花させることにある」
改定案は、このことを正面から押しだしました。
さらに「社会主義・共産主義の社会は、各個人の自由で全面的な発展を基本原理とする社会」だと特徴づけています。
「基本原理」という言葉は、マルクスが『資本論』でのべています。「各個人の自由で全面的な発展」=一人ひとりの潜在的可能性を解放し、その能力をのびのびと発展させる=「それ自体が目的」です。「社会のため」や「国家のため」ではありません。「人間の発展」が、結果として、社会の発展につながり、それがさらなる「人間の発展」につながる好循環をつくりだすのです。改定案では「ここにこそ社会主義・共産主義の社会の真の自由の輝きがある」と強調しています。
マルクスの未来社会論は、人間の発展、人間の尊厳を何よりも大切にする、「人間賛歌」の理論です。
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