入院のしおりや入院費の請求書を手にする矢沢恵美子さん
入院したときに請求されることがある高額の差額ベッド料。日曜版の「お役立ちトク報」の記事を活用して病院側と話し合い、支払わずにすんだ―。こんな経験が編集部に相次いで寄せられています。差額ベッド料の相談をきっかけに日本共産党に入党し、地方議員選挙の候補者として活動する人も。それぞれの思いを聞きました。
川田博子記者
9万6800円請求されずにすみました 「発作性心房細動」で入院 矢沢恵美子さん(85) 東京都練馬区
数年前から強く長い動悸(どうき)に悩んでいた東京都練馬区の矢沢恵美子さん(85)。「発作性心房細動」と診断され今年4月、肺静脈の手術を民間病院で受けました。
入院予約をしたとき、事務職員から「お部屋をどうしますか」と尋ねられた矢沢さん。「差額ベッド料のかからない部屋でお願いします」と答えました。
事務職員は「差額ベッド料のかからない4人部屋はありますが、大声で叫ぶ人が同室になる場合があります」と言います。矢沢さんは仕方なく差額ベッド料が1日3520円(消費税込み)の4人部屋を予約しました。
ところが、入院のため病院を訪れると、受付窓口の事務職員に「ベッドが一つも空いていません。個室への入院になります」と言われました。来客用のソファ、無料の冷蔵庫、洗面台が備えられた個室です。差額ベッド料は1日2万4200円(消費税込み)。予約した4人部屋の約7倍です。
一覧へ戻る