撮影・石塚康之
芸歴45年。意外にも舞台は3年前の明治座公演「赤ひげ」が初めてです。江戸の小石川養生所を舞台にした山本周五郎原作の人情時代劇は、全公演でスタンディングオベーションが起こるほど大人気に。12月、満を持して再演に臨みます。
「前回、いろんな所で『最初で最後の挑戦』と言っちゃったんです。でも、皆さまに背中を押されて、うそつきになってもやらせていただこう、と(笑)。役者みょうりに尽きます」
「赤ひげ」との付き合いは10年になります。初めて取り組んだのは2017年。BS時代劇でした。
「当時も取材していただきましたよね。そのとき僕は『「赤ひげ」に挑むのは暴挙です』と言いました。『でも、しり込みするより冒険の旅に出る方を選びました』と。シリーズは4シーズンまで続き、もはや赤ひげは僕の分身です。この間、脚本家の中園ミホさんに『あなたは“赤ひげ”をやるために生まれてきたんじゃないの…』と言っていただいたんです。あれは、うれしかったな」
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