梶本一花選手(撮影・峯松進)
苦難共有 海外選手とも特別な連帯感
海、川、湖など自然の中で長距離を泳ぐオープンウオータースイミング種目に、日本初の世界チャンピオンが生まれました。梶本一花(いちか)選手(21)です。急成長をとげて3年後のロサンゼルス五輪へ力泳します。その推進力は―。
勝又秀人記者
思い描いた以上の成果と成長に驚きます。
7月にシンガポールで開かれた水泳の世界選手権同種目。立て続けに快挙を達成しました。
女子10キロで8位になり、日本勢として初入賞すると、続く5キロで3位に入り、日本初のメダルを獲得しました。新種目の3キロノックアウトスプリント(予選1500メートル、準決勝1000メートル、決勝500メートルの合計3キロを泳ぐ)では、ついに優勝を果たします。
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