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日曜版  |  記事

風の色 高野百合絵(ゆりえ)
“頑固な自分”もいたようです

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高野百合絵さん

2025年度全国共同制作オペラ「愛の妙薬」で、ヒロインのアディーナ役を務めさせていただきました。東京公演に続き大阪公演も無事に終演し、今は少しほっとした気持ちでこの原稿を書いています。この役には何カ月もかけて向き合ってきましたが、どうしても思うように歌えない箇所がありました。先生や先輩方にアドバイスをいただきながら色々(いろいろ)な方法を試しましたが、なかなか壁を越えることができずにいたのです。
 そんなある日、本番の2週間ほど前の稽古場でイタリア人の指揮者から言われました。「そこはもっとレガート(滑らかに歌う)でいいんだよ」。これまでにも何度か耳にしてきた言葉でしたがうまくいかず、「今回もきっと無理」と決めつけていたのかもしれません。ところが、言われるままに試してみたら驚くほど自然に歌えたのです。

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