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日曜版  |  記事

奥本大三郎「ファーブル昆虫記」の世界(9) アリマキとその天敵
きれいでも よく見ると怖い

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絵・見山博

ベランダでバラを育てている人はたくさんいるだろう。きれいな花が咲いて、いい匂(にお)いがする。
 毎朝、小さな蕾(つぼみ)ができて「素晴らしい。これがみんな咲くんだな」と、喜んでいると、ある日、びっくりすることがある。

アリに守られ
 蕾や花の周りに、小さな虫がいっぱいについて花が弱り、しかも、葉っぱがべとべとして光っているんだ。虫がバラの茎から汁を吸い、余分の汁を、お尻から出したようだ。
 この虫は、アリマキだ。放っておくと、アリマキはどんどんふえる。どうやら、雌だけでも子供が産めるらしい。単為生殖というんだ。

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