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日曜版  |  記事

子どもに必要な性の学びを
包括的性教育阻む「はどめ規定」撤廃求める声

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中学1年の「月経」の授業。月経周期について考え合ったものを全体で共有(樋上さん提供、写真は一部加工)

知識足りず 性感染症、予期せぬ妊娠の一因に
 学習指導要領にある性教育の「はどめ規定」の撤廃を求めて、教員や専門家らでつくる団体がオンライン署名を始めました。教師の萎縮を招くような規定を撤廃し、科学と人権に基づいた包括的性教育を全ての子どもたちに届けようと呼びかけています。
 目黒健太記者

 現在、およそ10年に1度の学習指導要領の改定に向けた議論が進められています。現行では、中学の保健体育で「妊娠の経過は取り扱わない」と明記するなどの「はどめ規定」があります。性教育の事実上の障害となっています。
 規定の撤廃を求める署名を呼びかけた一般社団法人“人間と性”教育研究協議会(性教協)などでつくる実行委員会は「はどめ規定」について、教育委員会や管理職から「規定があるから性交は教えないように」と指示を受けた現場の声を紹介。こうした現状が、子どもたちの性感染症や予期せぬ妊娠などの一因になっているとして撤廃を求めています。

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