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日曜版  |  記事

奥本大三郎「ファーブル昆虫記」の世界(8) 寓話に怒り
セミが地を這い ミミズを食う

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絵・見山博

17世紀のフランスに、ラ・フォンテーヌという詩人がいた。ラ・フォンテーヌはギリシャのイソップの寓話(ぐうわ)を、流麗(りゅうれい)な、格調の高いフランス語に翻訳した。登場するのはヒツジや、オオカミや、ロバやライオン、それにキツネやカラスなどだが、セミやアリやコオロギのような昆虫もそのなかに混じっている。
 みんな擬人化されていて、人間のように話すから、当時の人間社会を反映し、風刺するものとなっている。それを見ると、人間は今も昔もあまり変わらないようだ。

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