大規模火災で焼け落ちたガレキの散らばる被災地=22日、大分市佐賀関
大分市佐賀関(さがのせき)で18日に発生した大規模火災では、多数の住民が焼け出され、家や家財を失ったまま約100人が避難所生活を余儀なくされています。全国的にもまれな規模の大火災で避難の長期化が避けられない状況の中、政治の役割が問われます。
西日本総局・田中正一郎記者
鎮圧に2日
「夫と息子のお骨も置いてきて、どうなったかわからない。写真も残っているかどうか」と自宅が全焼した白川洋子さん(81)は大粒の涙をこぼしました。自宅とともに衣服や家電などを全て失い、娘や知り合いの家もみんな焼けてしまったと声を震わせます。「ずっとこの家で暮らせるものと思っていたけど、これからどうしよう」
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