政策発表で勝利にむけ決意を誓う(前列左から)稲嶺進・前名護市長、おながクミコ氏、玉城デニー知事、日本共産党の吉居俊平名護市議=12月21日、沖縄県名護市
沖縄県名護市長選(1月18日告示、25日投票)で、辺野古新基地反対を掲げる「オール沖縄」の、おながクミコ候補必勝の総決起集会(主催=日本共産党沖縄県委員会、沖縄県統一連)が12月20日、同市内で開かれました。選挙戦は、国いいなりで新基地を容認し、基地と引き換えの「振興策」を掲げる現職との事実上の一騎打ちです。(第2部1~3面に関連記事)
クミコ氏は「辺野古の陸にも海にも基地をつくらせないと訴えてきた稲嶺進前市長の思いを受け継いで、辺野古を止めるためにがんばっていきたい」と訴えました。
日本共産党の小池晃書記局長が情勢報告しました。政権与党が過半数割れし、公明党が連立を離脱するなど前回市長選と異なる政治状況であり、県民が政府を追い詰めつつある中での選挙です。小池氏は「名護市だけでなく、沖縄と日本の未来を占う選挙。玉城デニー知事とともに、無謀な新基地建設にノーを突きつける―。その願いをおながクミコさんに託そう」と力を込め、二つの重要争点を訴えました。
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