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日曜版  |  記事

外国人差別が侵す子どもの日常
ヘイトがクルド人の小学生暴行にまで激化

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「在日クルド人と共に」が行っている日本語教室でカタカナを勉強するクルドの青年=埼玉県蕨市

“日本人ファースト”や強制送還の強化
政治が敵意や分断助長
 先の参院選では参政党などが選挙活動の名の下、外国人差別をあおりました。在日クルド人へのヘイトスピーチ(差別扇動)が行われている埼玉県川口市などでは、参院選後、子どもたちへの影響を懸念する声があがっています。

 川口市で9月1日、在日クルド人の小学生たちが、日本の中学生から「国へ帰れ」などと言われ、暴行を受ける事件が発生しました。
 被害者の通訳として警察の事情聴取に同席した吉岡京子さん(仮名、同市在住)によるとクルドの少年は、打撲などで2週間の「安静加療」が必要と診断されました。夜になると「背中が痛い」とうなされるほどの精神的ショックを受けたといいます。
 吉岡さんは「選挙で排外主義があおられた結果、子どもたちの中にも差別感情が広がっている。ヘイトクライム(人種的憎悪に基づく犯罪)に発展したのは政治の責任」と訴えます。

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