「他の人々が抑圧されている時は誰も自由になれない」などの手書きのプラカードを掲げてワシントンの集会に参加する市民
「王はいらない!」「少数独裁政治を許すな!」。首都ワシントンなど全米各地で10月18日、共和党トランプ政権の強権・抑圧政治に抗議する大規模な集会・デモ行進が行われました。市民の自由や権利、暮らしを守り、前進を目指す草の根の闘いは、新局面を迎えようとしています。
ワシントンで洞口昇幸記者(写真も)
「700万人以上が全米50州と首都、世界各地の2700カ所以上で立ち上がった。私たちの使命は油断せずに団結し続け、抵抗をやめないことだ」。抗議行動を主催した運動連合団体「ノー・キングス」は公式サイトで強調しました。
同団体は、進歩派の市民団体や労働組合、人権団体などで構成されています。6月にも「王はいらない」をスローガンに、トランプ政権への抗議行動を全米約2000カ所で実施しました。今回はそれを大幅に上回り、1月の第2次トランプ政権発足後で最大の抗議行動となりました。
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