和歌山生協病院・小児科医師 佐藤洋一さんに聞く
 インフルエンザの感染者が増える本格的シーズンです。厚生労働省の発表によると、1医療機関あたりの感染者数は3・26人(10月13日から19日までの週)で、前の週よりおよそ1・4倍増え、9週連続の増加となりました。症状の特徴や対策・予防法について、和歌山生協病院・小児科医師の佐藤洋一さんに話を聞きました。
 矢守一英記者
突然の高熱・倦怠感の症状
―今年の流行は1カ月くらい早めになっているといいます。原因はなんでしょうか。
 猛暑の影響があります。部屋の換気が十分されずにウイルスが広がりやすい環境がつくられてきたことが要因の一つです。個人の感染対策がコロナ禍よりも薄れていることも関係していると見ています。
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