鐘撞堂山山頂の鐘。よい音が響く
空気が澄み、遠くの山々もよく見える晩秋は、展望ハイキングに適した季節です。眺望自慢の低山をのんびりと歩いてみませんか。
埼玉県寄居(よりい)町と深谷市の境にそびえる鐘撞堂(かねつきどう)山は、標高330メートルの低山でありながら、山頂からすばらしい展望が楽しめる山です。
山名の由来は―。山頂に鉢形(はちがた)城の見張り塔があり、敵の襲来などの危急時には鐘をつき、異変を知らせたところにあります。現在、往時の建物の跡などは残っていませんが、山頂には小さな鐘が設置され、きれいな鐘の音を響かせています。
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