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日曜版  |  記事

炭鉱めぐる悲喜劇 1977年英ドラマ ケン・ローチ監督 映画「石炭の値打ち」
抗う労働者への深い愛
ライター ブレイディみかこ

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イギリス。第1部77分、第2部91分 ©Journeyman Pictures

ケン・ローチ監督の「石炭の値打ち」が東京・Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下で公開中です(全国順次)。イギリス在住のライター、ブレイディみかこさんに映画評を寄せてもらいました。

 1977年に英BBCのドラマとして制作された「石炭の値打ち」は二部構成になっている。
 第1部「炭鉱の人々」は、当時のチャールズ皇太子(現・国王)が炭鉱を視察することになり、てんやわんやの大騒ぎで準備にあたる経営陣の姿と、それに使われる炭鉱労働者たちの姿をユーモラスに描き、どこか風変わりな風刺コメディーを見ているようだ。実際、ケン・ローチ監督は地元の労働者クラブで活動していたコメディアンらを俳優として起用しており、アキ・カウリスマキ監督の作品が好きな人々は絶対に気に入るに違いない。

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