「赤旗」日曜版記者の名刺公開を批判する、右から琉球新報、「朝日」、信濃毎日新聞、「毎日」の社説

日曜版スクープ（１１月２日）で、公設第１秘書の会社への約２千万円の公金支出が、公金還流疑惑として大問題となっている「日本維新の会」の藤田文武共同代表。与党・維新の共同代表という立場の藤田氏が、公金還流疑惑の取材をしていた日曜版記者の名刺画像をインターネット上に無断で掲載したことに１８日までに大手紙２紙と地方紙７紙が社説で「報道の自由脅かす蛮行だ」（琉球新報９日付）などと厳しく批判しています。
　日曜版電子版が１０月２９日に記事を配信した直後の同３０日未明、藤田氏は自身のＸ（旧ツイッター）に、日曜版記者の名刺画像を無断で掲載しました。名刺には社名、所属部署、氏名、電話番号、住所、メールアドレスなど特定の個人を識別できる情報が含まれています。アドレスもごく一部を消していますが、推測可能。藤田氏が無断掲載した後、１万３千件を超える迷惑メールが届き、正常な業務が著しく妨害されています。