スクープ 社会 人権・環境 経済・生活 政治 国際 お役立ち ひと・インタビュー くらし 芸能・文化 スポーツ レジャー 若者・子ども 連載 赤旗 科学 日本共産党
#日本共産党 #選挙 #レシピ #映画 #音楽 #戦後80年 #文学 #読書 #旅 #経済これって何

日曜版  |  記事

新春対談
「女たちの会」共同代表 法政大学名誉教授・元総長 田中優子さん
日本共産党委員長 田村智子さん

メイン画像

各党(右側)に署名を手渡す、平和を求め軍拡を許さない女たちの会の人たち(左側)=2023年2月8日、衆院第2議員会館

1面のつづき
田中  「女たちの会」の発足は、安保3文書(2022年12月閣議決定)で、とくに軍事費をGDP(国内総生産)比2%への引き上げ、それまでの2倍にすることに、皆さん大きな衝撃を受けたことがきっかけです。軍拡によって、ひとり親家庭、女性が多い非正規労働者、子どもなどの予算が削られます。だから会では、「軍拡より生活」と掲げました。
田村 高市首相は、GDP比2%の目標を2年前倒しで、今年度の補正予算で達成してしまいました。わずか3年で5兆円規模だったのが11兆円、まさに大軍拡の暴走です。トランプ政権がGDP比3・5%を要求するもとで、「大丈夫、日本は軍事費を増やします」とアピールしたのと同じです。3・5%となれば年間約21兆円、医療・介護・生活保護の予算18兆円をも上回る途方もない額です。
 米中対立のもとで、アメリカは日本を自分たちのミサイル戦略に組み込もうとしています。先制攻撃の戦略も持っています。そのもとで外国を攻撃するための長射程ミサイルの大量配備がどれほど危険か。

購読申し込み

ログインする

前の記事 次の記事

一覧へ戻る